- 「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」
(平成13年12月25日)国土交通省令第151号)
第5節車両の火災対策等第83条に適合した
鉄道車両用ゴム・熱可塑性エラストマー製品です。 - 環境に配慮した難燃剤を使用し、REACH規制(2018年4月時点)や、
RoHS2.0指令に対応した地球環境に優しい難燃性ゴムシートです。 - 標準品は「CB365F(クロロプレン系ゴムシート)」ですが、その他シリコーン系やフッ素ゴム系等合計9品目16サイズの適合品を有していますので、車体の使用箇所に応じて製品の選択が可能です。

提供:西日本旅客鉄道株式会社

品番 | 材質 | 製品寸法 | 厚さ | 車材燃試No. | 難燃性判定 |
CB365F | クロロプレン系 | 1,000mm幅 × 10m長さ |
1.0mm | 15-130K | 難燃性 |
1.5mm | 25-1404K | 難燃性 | |||
2.0mm | 25-1405K | 難燃性 | |||
3.0mm | 25-1406K | 難燃性 | |||
4.0mm | 2015-1485K | 難燃性 | |||
5.0mm | 2015-1486K | 極難燃性 | |||
6.0mm | 2015-1487K | 極難燃性 | |||
10.0mm | 26-120K | 極難燃性 |
※上記以外の厚さや幅等の生産対応もできますので、弊社営業担当にご相談下さい。
※燃焼試験成績書(CB365F 5mm品)
※燃焼試験成績書(CB365F 5mm品)
※マクセルクレハでは多くのニーズにお応えして、CB365F以外にもの車材燃試製品を準備しております。
尚、下記掲載の厚さ以外の品目については別途燃焼試験による適合判定が必要です。
No. | 品名 | 商品名 | 材質 | 厚さ(mm) | 色調 | 車材燃式No. | 判定 |
1 | 難燃性ゴムシート | SB955F | Si | 3.0 | 黒色 | 25-1217K | 極難燃性 |
2 | フッ素ゴムシート | FB780N | FKM | 3.0 | 黒色 | 25-1218K | 極難燃性 |
3 | 制振シート(VBRAN®) | SーN89F | NBR | 2.0 | 黒色 | 25-1216K | 難燃性 |
4 | フッ素スポンジシート | FSB735N | FKM | 5.0 | 黒色 | 25-1219K | 難燃性 |
5 | シリコーンスポンジシート | SSR930N | Si | 3.0 | ベンガラ | 25-1220K | 難燃性 |
6 | 放熱ゴムシート(クレクール®) | S150N | Si | 3.0 | グレー | 25-1222K | 難燃性 |
弊社のCB365F及び上記製品は下記の通り「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」(平成13年12月25日)国土交通省令第151号)第5節車両の火災対策の第83条の定めに従って実施しています。

- 燃焼試験の試験(鉄道車両用非金属材料)方法は図に示すとおりB5判の供試材(182mm×257mm)を45°傾斜に保持し、燃料容器の底の中心が、供試材の下面 (燃焼面)中心の垂直下方25.4mm(1インチ) のところにくるように、コルクのような熱伝導率の低い材質の台にのせ、純エチルアルコール0.5ccを入れて着火し、燃料が燃え尽きるまで放置する。
- 燃焼判定は、アルコールの燃焼中と燃焼後とに分けて、燃焼中は供試材への 着火、着炎、発煙状態、炎の状態等を観察し、燃焼後は、残炎、残じん、炭化、 変形状態を調査する。
- 供試体の試験前処理は、吸湿性の材料の場合、所定寸法に仕上げたものを通気性のある室内で直射日光を避け床面から1m 以上離し、5日以上経過させる。
- 試験室内の条件は温度:15℃〜30℃、湿度:60%〜75%の範囲内で空気の流動はない状態とする。
